通信制高校の出願は全日制と比べて早い時期から始まり、遅い時期に終了するのが一般的です。出願時期については1月から募集が開始されるのが一般的ですが、早いところは11月ごろから募集が行われています。募集の終了は4月下旬までという学校が多いので、全日制高校の入試が終わったあとも入学することが可能です。
いつでも入学できる通信制高校に関しては、出願の時期を定めていないところもあります。
広域・狭域、公立・私立など、通信制高校の種類や入学時期によって出願時期が異なることもあるので、通いたい通信制高校の出願時期は事前に確認しておきましょう。
多くの通信制高校が導入するようになったWeb出願。出願時に写真をデータで送信すれば受け付ける場合も多いので非常に便利ですが、学校によっては、Web出願の後に郵送が必要な場合もあります。また、中学校のチェックの際にも印刷が必要です。
スマホで撮影した画像しかない場合は一度スキャンしたり印刷用に再撮影したりしなくてはならないため注意が必要です。
写真のデータとは別に、紙版の写真を複数枚予備で用意しておくと良いでしょう。
全日制と同じく、通信制高校も定員が決まっているケースがほとんどです。人気校で出願数の多い高校や学校のある県とそれに隣接する1都道府県からしか入学できない「狭域通信制高校」の場合、定員オーバーとなり入学できない可能性もあります。
ただし、入学エリアに制限を設けていない「広域通信制高校」や定員数を設けていない通信制高校は、定員オーバーがありません。
狭域通信制高校の対象範囲外の方は、定員のない広域通信制高校を選択するのもひとつの手です。
ただ、通信制高校は、入学のしやすさよりも「卒業までしっかりサポートしてくれるか」が大切です。大きな目的である卒業を重視して、サポート環境が充実しているかも選ぶ基準にしましょう。
好きなことを
学びたい
学習スタイルを
選びたい
在宅中もサポート
してほしい
※2023年4月時点で、千葉の34校を対象に、卒業率が公式HPに記載されているスクール上位5校をピックアップし、以下の基準で選定。
興学社高等学院 カリキュラム数が最多。SST(ソーシャルスキルトレーニング)で生徒をサポート
鹿島学園高等学校 学習スタイル最多、全国にキャンパスを展開しており、スクール数が最多
トライ式高等学院 千葉 受験対策専門のプロ講師がマンツーマンで指導