2022年4月に開校した千葉科学大学附属高等学校を紹介します。先生や学校生活、学科・コースなどの特徴、在校生からの口コミなどをまとめているので、通信制高校への進学を考えている方は参考にしてください。
千葉科学大学附属高等学校は、千葉科学大学や岡山理科大学、倉敷芸術科学大学などを運営する学校法人加計学園のグループ校です。大学附属校ならではの強みとして、カリキュラムに高大連携科目を用意。取得した高大連携科目の単位は卒業単位数に含まれるほか、関連大学に進学した場合の卒業単位の一部として算入できます。
また、関連大学に進学する際に、入学金の減免制度や関連校入試などを利用することが可能。高校自体が千葉科学大学のキャンパス内に併設されているので、千葉科学大学への進学なら環境を大きく変えることなく勉強を続けられます。
千葉科学大学附属高等学校の先生に関する情報は、公式HPに記載されていませんでした。ただ、生徒の背景に対応した個別の履修科目指導を行なっていることから、集団指導になじめない生徒でも通いやすい学習環境が整っていると言えるでしょう。
また、勉強で分からないところは直接またはオンラインで質問できるため、通信制だからと言って先生との関わりが少ないということもなさそうです。
千葉科学大学附属高等学校では世界各国から生徒を受け入れており、国際的な視野を持つ人材の育成を目指しています。通信制なので自宅での自学自習が中心ですが、集中スクーリングや校外研修、行事などを通じて海外在住の生徒と異文化交流を図ることが可能。
また、千葉科学大学の本部キャンパス内に併設していることから、大学の施設も利用できます。大学生のキャンパスライフを身近に感じることで、進路を意識した学校生活を送れるのも大学附属校ならではの魅力です。
高等学校学習指導要領に応じた必修科目のほかに、選択必修科目や学校設定教科・学校設定科目を用意。通信制課程の強みを生かして、生徒1人ひとりの能力や適正、興味、関心に応じたオーダーメイドのカリキュラムの提供に取り組んでいます。
私は韓国に住む韓国人です。日本が好きで将来は日本の大学の薬学部に進学し、薬剤師になりたいという夢があります。そんな時、韓国に住みながら日本語を学び、同時に日本の高校に在籍して大学の薬学部に進学できる附属高校が開校されることを聞きました。それが私が千葉科学大学附属高等学校に進学することを決めた理由です。
日本の高校ですから、当然、教科書は日本語で書かれています。外国人の私にとっては大変に感じることもありますが、先生方がわかりやすく勉強のアドバイスをしてくれるので、困ることなく安心して勉強を進めることができています。各教科の勉強を通して日本語も身に付けることができ、毎日がとても充実しています。この先も充実した高校生活を送り、必ず夢を叶えたいと思っています。
千葉科学大学附属高等学校は、国内や海外から生徒を幅広く受け入れている通信制の高校です。視聴教材とICT機器を用いた自学自習で勉強を進められるほか、生徒1人ひとりに合ったカリキュラムを提供しているため、自分に合った学習環境で勉強できます。また、さまざまな大学を運営する学校法人加計学園のグループ校なので、進学へのサポートが整っているのも心強いポイントです。
学習スタイル | 教科書や教材を使った自学自習(レポート学習) |
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教科 | 必修科目のほか学校設定教科・科目が充実 |
卒業率 | 記載なし |
学費目安(1年間) | 294,000円(教材費は別途必要) |
キャンパス | 千葉県銚子市潮見町3 |
アクセス | JR「銚子駅」からバスで約15分 |
好きなことを
学びたい
学習スタイルを
選びたい
在宅中もサポート
してほしい
※2023年4月時点で、千葉の34校を対象に、卒業率が公式HPに記載されているスクール上位5校をピックアップし、以下の基準で選定。
興学社高等学院 カリキュラム数が最多。SST(ソーシャルスキルトレーニング)で生徒をサポート
鹿島学園高等学校 学習スタイル最多、全国にキャンパスを展開しており、スクール数が最多
トライ式高等学院 千葉 受験対策専門のプロ講師がマンツーマンで指導