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不登校だった人へ

通信制高校には、しっかりとしたサポート体制があるため、生徒を受け入れる土壌が整っています。学校から一時的に離れることを決めたお子さんも、きっと通学したくなる。そんなお話をしたいと思います。

不登校を経験した人の新しい一歩としての通信制高校

人間関係に悩んでしまったり、いじめに巻き込まれたなど、さまざまな理由から、学校に行かない選択肢をとる生徒が増えています。

不登校が続くと、一人で勉強することの難しさを感じたり、外に出ること自体が億劫になり、学校に足が向かなくなってしまいます。中学を卒業した後の将来について不安になることもあるかもしれません。

大切なお子さんが、学び方の違いだけで不安な思いをするのは、家族にとっても心配ですよね。

ここで知っておいて欲しいのが、一般の高校に通うことだけが、将来の道ではないということ。全日制や定時制のように、「休まずに通わなければならない」という制度自体が合わないお子さんも多くいますし、そうしたお子さんのために通信制高校があるのです。

通信制高校は毎日登校をしなくても、勉強して単位さえ取れれば、卒業することができます。しかも、学校によっては、自宅での勉強を中心に、少ない登校数で高卒資格を取得することも可能です。

最近では「eラーニング」など、インターネットやアプリを活用したカリキュラムや授業も数多く導入されています。また、キャンパスに登校するスタイルの学校では、同じ境遇の生徒たちが仲間となり、楽しい学校生活を送れるよう、工夫が凝らされています。

通信制高校は6割の生徒が不登校経験者

通信制高校の生徒の約60%が不登校の経験があるようです。(※)

いわば、半分以上の生徒が不登校経験があるため、これまでにお子さんと似たような状況の生徒もいたはず。通信制高校は不登校に対してのノウハウを積み重ねてきているため、学びを止めなくて済む方法を考えてくれています。

※保健室登校やフリースクールは学校への出席と同じ扱いになることが多いのですが、それも不登校と考えてしまう保護者が多いようです。60%にはそのような保護者の意見も含まれています。

不登校の子が高卒まで!
千葉県でおすすめの
通信制高校3選

【千葉県】不登校のお子さんでも通いやすい通信制高校一覧

【選定条件】
文部科学省の広域通信制高校一覧(※1)に記載されている109校から、以下の条件に当てはまる学校を調査し49校をピックアップ(2024年4月19日時点)。
また、千葉県の公式HP内で記載が認められた私立11校(※2)・公立1校(※3)から、前述の調査校と重複しておらず以下の条件に当てはまる学校を追加調査し3校をピックアップ(2024年6月12日時点)。
・学習面の個別サポート(個別カリキュラムの作成、個別相談の対応、少人数クラスでの個別指導など)
・心理面の個別サポート(常勤カウンセラー・臨床心理士がいる、相談室を校内に設置しているなど)
その中でも、千葉県内に学習施設がある20校を紹介します。

※1 参照元:文部科学省|参考資料9 広域通信制高等学校の一覧(令和2年4月1日時点)(https://www.mext.go.jp/content/20200624-mxt_koukou02-000008185_12.pdf)
※2 参照元:私立高等学校名簿/千葉県(https://www.pref.chiba.lg.jp/gakuji/shiritsutou/shiritsugakkou/koukou-meibo.html)
※3 参照元:千葉県 県立高校ナビ 通信制/千葉県(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/seisaku/kaikaku/miryoku/gakku/tsuushinsei.html)

クラーク記念国際高等学校

クラーク記念国際高等学校公式キャプチャ
引用元:クラーク記念国際高等学校(https://www.clark.ed.jp/)

週に数日登校する通学スタイルから、ネットを活用した在宅オンラインコースまでさまざまな学びのスタイルを選べる私立の通信制高校です。学習内容も中学校の学び直しから難関大学に受験するための対策まで、生徒の習熟度に合わせて進めていくことができます。

また、クラーク記念国際高校の教員は、全員学習心理支援カウンセラーの資格を持っています。生徒自身が担任教師を選べる制度を採用しているのも他の学校にはない特徴です。

クラーク記念国際高等学校の公式HP
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星槎国際高等学校

星槎国際高等学校公式キャプチャ
引用元:星槎国際高等学校(https://seisa.ed.jp/)

週3日~5日の登校コースやオンラインコース、イブニングコースなど、生徒のライフスタイルやニーズに応じた登校スタイルを選べる広域制の通信制高校。多彩なゼミから興味のある分野を選ぶことができ、大学受験に向けたオンラインの受験ゼミなども用意しています。

各地にあるキャンパスにはスクールカウンセラーの資格を持つ教師が在籍しているため、学習のことだけでなく生活の悩みや進路の不安などを相談することもできます。

星槎国際高等学校の公式HP
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飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校

飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校公式キャプチャ
引用元:飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校(https://www.sanko.ac.jp/asuka-kizuna/)

全国に幾つもの大学と専門学校を運営している学校法人 三幸学園が母体の広域制通信制高校です。グループの専門学校には医療事務や福祉関係、美容関連、保育、料理といった分野の進路があり、系列の学校へ進学する際には、授業料の一部が免除になったり優先的に入学できるといった大きなメリットがあります。

また、飛鳥未来高校の生徒であれば、姉妹専門学校の施設(例:プールやジム、図書館、パソコンルームなど)を利用できることも大きな魅力です!

飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校の公式HP
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翔洋学園高等学校

翔洋学園高等学校公式キャプチャ
引用元:翔洋学園高等学校(https://www.shoyo.ac.jp/)

千葉県には千葉駅と柏駅にキャンパスを持つ通信制高校です。在宅で学習を進めるネットキャンパスの他、教室が開いていれば週何日でも登校できる自由登校スタイルがあります。

キャンパスには人間関係や将来のことなどを相談できるスクールカウンセラーがいたり、担任の教師以外にも相談できる教師陣が揃っています。また、保護者の理解と連携を大切にしており、保護者会や保護者同士のグループミーティングで情報共有を積極的に行っているのも特徴です。

翔洋学園高等学校の公式HP
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鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校・鹿島朝日高等学校公式キャプチャ
引用元:鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校・鹿島朝日高等学校(https://www.kg-school.net/gakuen/)

全日制と通信制高校を併設しているため、希望すれば在学途中であっても通信制から全日制へ転籍をすることができます。卒業証書も全日制と同じものを得られます。

週1日~5日制や在宅学習制、ネット指導制、個人指導制、全寮制 などの多彩な学習スタイルから選択ができるのが特徴。また、生徒の個性を大切にする鹿島学園は、一般科目以外にもさまざまなジャンルの科目をオプションで選ぶことができ、好奇心の追及や将来の夢に役立たせることができます。

鹿島学園高等学校・鹿島山北高等学校・鹿島朝日高等学校の公式HP
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第一学院高等学校

第一学院高等学校公式キャプチャ
引用元:第一学院高等学校(https://www.daiichigakuin.ed.jp/)

全国各地にキャンパスを持つ私立の広域通信制高校です。千葉県には千葉駅と柏駅に近い2校が設置されています。 ライフスタイルや生徒の状況に合わせ、キャンパス通学とICTを活用したオンラインコースの2つの学習スタイルから選択できます。スポーツや美容関連、芸能関連、大学進学、デジタルコンテンツスキルといった多彩なコースが用意されており、将来を見据えて高校卒業を目指せるのが特徴です。

また第一学院では、在学中はもちろん卒業後もカウンセラーのサポートを継続して受けられます。

第一学院高等学校の公式HP
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明聖高等学校

明聖高等学校公式キャプチャ
引用元:明聖高等学校(https://www.meisei-hs.ac.jp/)

千葉県千葉市に本校がある千葉県初の私立の通信制高校で、千葉県本校には登校コースと登校ITコース、在宅通信コースがあります。

教師は全員がカウンセリングの資格を持ち、登校するコースでは無理のない登校日や放課後指導、小グループ制の指導、個別相談など生徒の状況に合わせて柔軟に対応してくれるのが特徴。また、中学時代に不登校などで十分な学習を受けられなかった生徒に対し、中学教育の学び直しも行っています。

明聖高等学校の公式HP
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わせがく高等学校

わせがく高等学校公式キャプチャ
引用元:わせがく高等学校(https://www.wasegaku.ac.jp/)

「失敗してもやり直せる学校」というコンセプトを持ち、不登校などの生徒に対してひとり一人に手厚いサポートをしている通信制高校です。実際に入学前に不登校だった生徒の改善率は83%、その後の進学や就職などの進路決定率も89.5%という高い数値となっています。また、学校心理士による教育相談室を設置してフォローアップを実施しています。

わせがくの学習スタイルは全日型と週2日の通学型、フレックス通学型、自学型、eキャンパスから選べます。

わせがく高等学校の公式HP
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あずさ第一高等学校

あずさ第一高等学校公式キャプチャ
引用元:あずさ第一高等学校(https://www.azusa1.ed.jp/)

あずさ第一高等学校は千葉県野田市に本校があるほか、千葉県には千葉駅や柏駅からアクセスのよい場所にキャンパスがある通信制高校です。在宅での一般通信コースの他にも通学コースや、専門性の高い分野を学べるスペシャルコースなどがあります。

各キャンパスにはスクールカウンセラーが在籍している他、教師とのコミュニケーションが取りやすい環境作りをしています。精神的に不安を抱えている生徒には個別対応や保護者と連携をとりながら生徒に寄りそう方法を検討してくれます。

あずさ第一高等学校の公式HP
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中央国際高等学校

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引用元:中央国際高等学校(https://chuo-kokusai.ac.jp/)

千葉県夷隅郡御宿町に本校を構える中央国際高等学校は、広域通信制高校としてネットで学習できるコースと、サポート校への通学コースがあります。メディア学習コースは在宅で学習することを基本にし、年2回の集中スクーリングを自然豊かな御宿で体験学習などで学んでいきます。担任制なので学習でわからないことや苦手な箇所は電話やメールで相談できるので安心してください。

中央国際高等学校の公式HP
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敬愛大学八日市場高等学校

敬愛大学八日市場高等学校公式キャプチャ
引用元:敬愛大学八日市場高等学校(https://keiai8.ed.jp/tsushin)

匝瑳市の八日市場に校舎を構えている創立100年超の歴史のある全日制の私立高校です。2014年に在宅学習を基本とした通信制課程を設立しました。土日のどちらかをスクーリングするか、合宿スタイルでスクーリングするかを生徒のニーズに応じて選ぶことができます。

中学校からの学習から復習したい人は、平日通学して学び直しをすることも可能。高校生活を楽しむための行事も参加できます。

敬愛大学八日市場高等学校の公式HP
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NHK学園高等学校

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引用元:NHK学園高等学校(https://www.n-gaku.jp/sch/)

通信制高校のパイオニアとも呼べるNHK高校は、20年にわたるネットでのノウハウを活かしたわかりやすいカリキュラムを提供しています。独自で開発した学習システム「N-gaku Online Space(NOS)」を使って在宅学習を進めていきます。

学習サポート以外にも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどが生徒の精神面をサポートしてくれるのも特徴です。スクーリング会場ごとに保護者会なども設けて保護者と連携して生徒を支えてくれます。

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一ツ葉高等学校

一ツ葉高等学校公式キャプチャ
引用元:一ツ葉高等学校(https://www.hitotsuba.ed.jp/)

一ツ葉高等学校の通信制学習スタイルは、通学コース(週1~5日登校)とネットコースに大きく分かれます。通学コースは、さらに大学進学コースやダンス留学などがあり目的やニーズに応じたスタイルを選べます。

他にもソーシャルスキルを向上するための科目や、現在中学生で不登校になっているお子さんの学習支援を行っているのも特徴的。学習や人との交流に大きな不安を抱えているお子さんへ、高校進学のための学習や英会話、音楽など興味ある分野の支援をしてくれます。

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勇志国際高等学校

勇志国際高等学校公式キャプチャ
引用元:勇志国際高等学校(https://www.yushi-kokusai.jp/)

熊本県天草市に本校がある広域通信制高校で、千葉には新松戸に学習センターがあります。生徒にiPadを無償貸与しています。通学コースとネットコースがあり、ネット生はオンラインで授業を視聴して学習を進めていきます。在学中はさまざまなITツールを無料で使えるのも嬉しいポイント。アバターで高校生活を楽しめるメタバースコース(VR機器を貸与)もあります。

生徒からの質問や相談等は、ビデオチャットなどできめ細やかに対応してくれます。

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八洲学園大学国際高等学校

八洲学園大学国際高等学校公式キャプチャ
引用元:八洲学園大学国際高等学校(https://www.yashima.ac.jp/okinawa/)

沖縄に本校のある広域通信制高校です。基本的には「自宅学習+短期集中スクーリング」で単位を取得して卒業を目指します。このスクーリングを合宿スタイルで沖縄で実施するのが特徴です。担任制を採用しており、専用のフリーコールや携帯電話、LINEやメールなどでいつでも相談することができます。

進学を八洲学園大学に希望する生徒は、推薦枠や入学金全額返還などお得な特典があるのも特色です。

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ヒューマンキャンパス高等学校・ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校

ヒューマンキャンパス高等学校・ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校公式キャプチャ
引用元:ヒューマンキャンパス高等学校・ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校(https://www.hchs.ed.jp/)

勉学と将来の夢を目指すことの両立できるのがヒューマンキャンパスの特徴です。一般通信コースや通学コース、専門チャレンジコースなどのスタイルがあり、“なりたい自分”を想定したコースを選べます。

学習以外にも、声優や漫画・イラスト、美容関連といった専門分野の教師も在籍して生徒の夢をサポートしてくれます。通学コースの場合、千葉県には茂原と柏に学習センターが設置されています。

ヒューマンキャンパス高等学校・ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校の公式HP
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N高等学校・S高等学校

N高等学校・S高等学校公式キャプチャ
引用元:N高等学校・S高等学校(https://nnn.ed.jp/)

学校法人角川ドワンゴ学園が、2016年に沖縄県うるま市に本校を開校した広域通信制高校です。グループ校として茨城県つくば市のS高と、2025年開校予定のR高が群馬県の桐生市にあります。基本的にはICTツールを活用した「ZEN Study」というオリジナル学習システムを使用し、ネット学習で単位を取得していきますが、通学コースもあります。

生徒の学習や学習進捗確認は教育スタッフが、心の健康や不安などはスクールカウンセラーが学校やネットを通じてサポートしてくれます。

N高等学校・S高等学校の公式HP
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千葉県立千葉大宮高等学校

千葉県立千葉大宮高等学校公式キャプチャ
引用元:千葉県立千葉大宮高等学校(https://cms1.chiba-c.ed.jp/chibaohmiya-h/)

千葉県で唯一の公立の通信制高校です。公立ということもあり、学費や副教材など合わせて年間25,000円程度と私立に比べると学費が安いのが特徴です。自宅での学習と年間16日程度(月1~2回)のスクーリングが単位を取得し卒業を目指します。

スクーリングは千葉大宮高校に登校するため、あまり遠方の人にはおすすめできません。体育祭や文化祭などの学校行事も参加できます。

千葉県立千葉大宮高等学校の公式HP
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麗澤高等学校

麗澤高等学校公式キャプチャ
引用元:麗澤高等学校(https://www.hs.reitaku.jp/stm/)

中高一貫の進学校で、千葉県柏市に東京ドーム約9個分の緑豊かなキャンパスがあります。2022年から新たに通信制課程を設立し、生徒一人ひとりにあった教育を通学や自学自習コンテンツを提供しています。

通信制課程の校舎は全日制課程と別にあるため、全日制の生徒に躊躇する必要はありません。食事や教師に質問できるフリースペースの利用や、特別進学コースを選択した生徒には自分専用の個人学習スペースが割り当てられるなど他の高校にはない特色があります。

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中山学園高等学校

中山学園高等学校公式キャプチャ
引用元:中山学園高等学校(http://nakayama-gakuen.ac.jp/ngh/)

「心の教育」をコンセプトに不登校や勉強が遅れ気味の生徒に寄り添うサポートを実践している通信制高校です。月曜から金曜日まで登校する「平日スクーリングコース」と、在宅自主学習が中心の「金曜スクーリングコース」を設置しています。

登校コースは将来に役立つビジネスとファッションについても学べ、少人数制できめ細かい指導をしてくれます。中学校の「学びなおし」なども学習できます。

中山学園高等学校の公式HP
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不登校の理由別・通信制高校の取り組み事例

文部科学省のデータによると、中学生が「学校に行きづらい」と感じ始めた理由の上位3つは、下記の内容となっています。

身体の不調 32.6%
・学校に行こうとするとおなかが痛くなったなど
勉強がわからない 27.6%
・授業が面白くなかった
・成績がよくなかったなど
先生のこと 27.5%
・先生と合わなかった
・先生が怖かったなど

このような理由に合わせて、通信制高校の取り組み事例を一部紹介します。

身体の不調 →
「オンラインで学習サポート」

通学を最小限に抑えながらオンラインで学習できるプログラムを用意している通信制高校があります。年10日から2週間程度の登校以外は、映像授業とネット学習で完結し、全日制高校と同じ卒業資格を取得可能。自宅でのネット学習は、スマートフォンやパソコンを使っていつでもどこでも可能で、レポートの提出やオンデマンド講義を通じて効率的に進められます。

スクーリングや特別活動のみ対面形式で行われ、卒業に必要な単位を取得できるようです。スポーツ選手や芸能活動を行っている子どもにも支持されています。

つくば開成高校

つくば開成国際高等学校公式キャプチャ
引用元:つくば開成国際高等学校柏分校(https://tkaisei-okinawa.jp/kashiwa/index.php)

つくば開成国際高等学校柏分校は、千葉県柏市にある通信制の高等学校です。個々の学習スタイルに合わせた指導を行い、生徒の自主性と独自のペースでの学びをサポートします。幅広いコースと多彩なプログラムが用意されており、アートやスポーツ、ITなどの専門分野にも力を入れています。通学コースやオンラインコースも選べるため、多様なニーズに対応しています。アットホームな雰囲気で、生徒一人ひとりの成長を促進する環境が整っています。

キャンパス所在地 千葉県柏市柏4丁目3番3号
アクセス 柏駅東口から徒歩1分10秒
電話番号 04-7160-2351
参考URL:つくば開成高校公式(https://kashiwa.tsukuba-kaisei.ed.jp/course_online/)

勉強がわからない →
「特性検査の実施と個人に合わせた授業」

WISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)検査を用いた指導を行っている通信制高校があります。WISC-Ⅳ検査は、16歳11か月までの子どもの特性を理解するための知能検査です。この検査により、子どもの発達のアンバランスを詳細に確認でき、教職員や親が適切な言葉掛けや行動のアプローチを行う手助けとなります。

また、人と関わるのが苦手な子ども向けに、SST(ソーシャルスキル・トレーニング)というコミュニケーションスキルを身に付けるトレーニングも。少しずつコミュニケーションの苦手を克服することで、自分の居場所を自分で作れるようにサポートしていきます。

興学社高等学院

興学社高等学院公式キャプチャ
引用元:興学社高等学院(https://highschool.kohgakusha.com)

興学社高等学院は、千葉県松戸市にある通信制の高等学校です。個々の学習ペースに応じた指導を行い、生徒の自主性と独立心を育む教育を提供しています。多彩なコースが用意されており、特にキャリア教育や専門科目に力を入れています。通学コースやオンラインコースも選択できるため、柔軟な学習環境が整っています。少人数制のクラスで、生徒一人ひとりに対するきめ細やかなサポートが特徴です。

キャンパス所在地 千葉県松戸市新松戸4-35 興学社学園ビル4階
アクセス JR常磐線・武蔵野線「新松戸駅」から徒歩2分、流山電鉄「幸谷駅」から徒歩2分
電話番号 047-309-8181
参考URL:興学社高等学院公式(https://highschool.kohgakusha.com/about/feature)

先生のこと →
「心理カウンセリングの資格を持つ教師」

生徒の心の健康を支えるための心理支援ができる先生がいる通信制高校もあります。担任の先生は各種研修を受け、「不登校対応カウンセリング基礎」や「非行対応カウンセリング基礎」の資格を取得。生徒一人ひとりの個性を見極め、適切な支援を行うために専門的な知識を磨いています。

スクールアドバイザーも在籍し、生徒が安心して相談できる環境を整え、学校生活を充実させるために全力でサポートします。

飛鳥未来高等学校

飛鳥未来高等学校公式キャプチャ
引用元:飛鳥未来高等学校(https://www.sanko.ac.jp/asuka-mirai/ )

飛鳥未来高等学校は、全国にキャンパスを持つ通信制高校です。生徒の多様なニーズに応えるために、自由な学びを重視し、自主性を育む教育を提供しています。通学コースやオンラインコースなど、さまざまなスタイルで学べる環境が整っており、柔軟な学習プランが特徴です。キャリア教育や専門科目にも力を入れており、生徒一人ひとりの将来の目標に向けたサポートを行っています。アットホームな雰囲気で、個別指導が充実しています。

キャンパス所在地 千葉県千葉市中央区本千葉町8-9-7F
アクセス JR「千葉駅」から徒歩15分、JR「本千葉駅」から徒歩5分、京成千葉線「千葉中央駅」から徒歩3分、千葉都市モノレール「葭川公園駅」から徒歩3分
電話番号 043-308-0877
参考URL:飛鳥未来高等学校公式(https://www.sanko.ac.jp/asuka-mirai/nara/choice/grow/mental.html)

不登校だった人が、通信制高校を選ぶメリットとは?

子供にとって負担の少ない入学試験

学校によって異なりますが、多くの通信制高校では、学力検査ではなく、書類審査や面談、作文などで合否を決めるスタイルを採っています。いずれも難易度はそれほど高くなく、入学しやすい環境が整えられています。

また、学校によっては、面談時に保護者の同伴が可能なところもあります。

自分のペースで勉強できる

通信制高校では、「74単位以上の修得」「3年以上の在籍」「30時間以上の特別活動」といった卒業要件を満たせば、卒業することができます。学年制の全日制高校のように、毎日決まった時間に登校して、1年間で必要な授業数をこなす必要はありません。必要な単位を自分のペースで取得して、卒業を目指すことができるのです。

中には、自由に授業を選択できて、いつも同じクラスじゃなくていい学校も。行きたくても行けない事情を抱えているお子さんも、仕事や趣味、アルバイトなどと両立したいお子さんも、通いやすいのが通信制高校です。

不登校経験者に対してのサポート体制

友人との関係や先生との関係、受験勉強、体調不良などに悩み、不登校になった人も通う通信制高校。多くの学校では、そうした不登校経験者に対するサポート体制が整えられています。

先生やスクールカウンセラーが親身にサポートしてくれる、スクーリングをwebに振替えられる、家庭に訪問して面談や個別授業をしてくれる、先生が友達づくりをサポートしてくれる、など、各学校ごとにさまざまな取り組みを行っています。

なかには、ソーシャルスキル・トレーニングの授業を用意し、学生生活復帰へのサポートを手厚く行ってくれる学校も。学校選びの際は、こうしたサポート体制も注視してみて下さい。

高校卒業の資格は全日制と同じ

通信制高校の学習内容は、全日制高校と比べると簡単な内容のものが多く、取得単位数も少ないですが、卒業することで、全日制高校と同じ卒業資格と、大学や専門学校などの受験資格が得られます。また、高卒以上を条件としている求人に応募することも可能です。

通信制高校と全日制高校の両方を運営している学校の中には、全日制高校と同じ卒業証書を授与してくれるところもあります。

通信制高校は"不登校"にならない

通信制高校の生徒は「不登校」というレッテルを貼られることはありません。これは、通信制高校が不登校の定義に該当しない特殊な学校形態を取っているからです。

不登校とは、学校に通うことが義務付けられているにもかかわらず、年間30日以上無断で欠席する状態を指しますが、通信制高校の場合、登校日が月に数回であり、自宅での学習が主体となるため、この基準には当てはまらないのです。そのため、通信制高校の生徒は、在籍している限り「不登校」の状態にはならないという点が、大きな特徴の一つです。

通信制高校のデメリット、強いてあげるなら?

お子さんが1人で学習ペースを整え、こつこつと勉強するというのは難しいもの。なかなか続かない上、先生の目が届きにくいことで、勉強につまずくこともあります。

でも、ご安心ください。「学校生活は楽しい…!」と再び思えるよう、通信制高校では、それぞれオリジナリティのあるカリキュラムが用意されています。

  • 自宅学習でインターネットを活用するカリキュラム
  • 週1~5日学校に通って先生から直接勉強を教わる登校スタイル
  • オンラインでのHR
  • 1対1の個別学習サポート
  • ネット部活
  • 先生や生徒とオンラインで交流のできる機会の提供

など、学校によって多種多様。

新しい人間関係を築くこともできますし、やっぱり人と接したくないという場合には、登校日数を減らしたり、Web授業で振替を行うなど、柔軟な対応をしてくれます。

通信制高校で学生生活を楽しんでいる「元・不登校だった先輩」の声

心から人を信じられるように

「中2から不登校になり、地元の高校に入学してもうまくいかなかった。通信制の高校に通って、仲間との時間を過ごして、先生もよく相談に乗ってくれて、心から信じられるようになった」

体調に合わせて通学

「中学のときは学校に通えなかったのですが、今は体調に合ったペースで通信制に通っています。悩みがあったときに、相談できる先生や友人がいるっていいです」

一度きりの高校生活を前向きに

「人前に出るのが苦手な性格の私。通信制高校を選んで、尊敬できる先生と出会い、いろんなことにチャレンジして、一度きりの高校生活を楽しんでいます!」

中学生の5人に1人は不登校傾向

日本では中学生の5人に1人が不登校傾向にあると報告されています。

「教室にいるのがつらい」「学校に行きたくない」と考える子は、登校している子の中にも多いもの。その理由は、いじめやケンカの当事者じゃなくても、「いじめを見ることがしんどい」「いつか自分も対象になるんじゃないかと怖い」と感じるためです。そのような子にとって学校は安心できない場となっています。

無理して毎日登校を続けることも価値のあることですが、登校によって心身を壊しては本末転倒です。そうした子どもたちにとって、通信制で通える学校は心身を大切にできる学びの手段として注目を集めています。

安心して学び続けられる環境になったためか、オンライン登校している子は通常登校している子と変わらない幸せ度だった、というアンケート結果も出ています。

不登校じゃなくても通信制高校を利用する子も

通信制高校は不登校の生徒だけでなく、さまざまな理由で自由な学びを求める生徒にも選ばれています。

たとえば、スポーツや芸能活動など特定の訓練を受けながら学業を続けたい生徒や、専門的な資格を早めに取りたい生徒など、個々のニーズに応じた教育環境を求めて通信制高校を選ぶ例が増えています。学校の柔軟性と個別対応が、多くの生徒にとって魅力的な選択肢となっているのです。

口コミを調査した編集者まとめ

通信制高校は、同じような悩みを持った生徒が多い場所であるからこそ、これまで学校に行かないという選択肢を取った人も、キャンパスに登校し、イベントや行事などで助け合い、仲間と勉強する楽しさを実感しているケースが大変多いようですね。

先生やカウンセラーによる心のケア、学習のサポート体制を整えている通信制高校が、今増えています。1人で考えるだけでは気づかなかった将来への興味が出て、進路を考えるきっかけになるかもしれません。

通信制高校を選ぶときに大切なこと

最後に、通信制高校を選ぶポイントについて紹介します。

  • お子さんのペースで、やりたいことができるかどうか?
  • 興味のある分野が選択できるかどうか?
  • 進学・就職をしっかり指導してくれるかどうか?
  • 心のケアをしてくれる先生やカウンセラーがいるかどうか?
  • SST(社会生活技能訓練)やライフプランなど、生活力・自己表現力を学ぶ授業があるかどうか?

小中学校で不登校に悩んでいた生徒が、通信制高校で将来への夢を発見し、新しいことに挑戦できたという例が、非常に多くあります。気になる学校があったら、資料請求や問い合わせをして、お子さんと一緒に、ぜひ一歩を踏み出してもらえたらと思います。

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不登校の相談窓口

すでに相談済みかもしれませんが、改めて不登校で悩んでいる方に向けた相談窓口を紹介します。

教育支援センター

教育支援センター(適応指導教室)は、主に長期欠席している小中学生のための公的機関で、一部は高校生も受け入れています。全国に1142ヶ所あり、教育委員会によって設置。教員免許を持つ職員や臨床心理士、社会福祉士、スクールカウンセラーが支援にあたり、子どもや保護者へのカウンセリングも行います。センターの目的は、不登校児童の社会的自立を支援することで、学習支援や情緒の安定を図るための指導を提供してくれるでしょう。

相談場所例:千葉市 教育センター

団体名 教育センター教育相談班
電話番号 043-255-3702
相談時間 要問合せ
所在地 千葉県千葉市稲毛区轟町3丁目7番9号

児童相談所

児童相談所は、児童福祉法に基づき各自治体に設置された機関で、主に0〜17歳の子どもに関する相談を受け付け、適切な支援を行います。全国に232ヶ所あり、子どもの権利を守るための相談・援助を提供。相談内容には、不登校支援のほかにも、健康管理、発達障害、非行、虐待への対応など、子どもに関するあらゆる内容が含まれます。

相談場所例:こども未来局こども未来部東部児童相談所・西部児童相談所

団体名 東部児童相談所・西部児童相談所
電話番号 東部児童相談所:043-277-8820
西部児童相談所:043-277-8821
相談時間 9:00~16:30
所在地 千葉県千葉市美浜区高浜3-2-3

若者総合相談センター

若者総合相談センターは、若者のさまざまな悩みや問題に対応するための総合相談窓口です。就職、進学、人間関係、生活の悩みなど、幅広いテーマに対して専門の相談員が親身に対応します。電話やメール、対面での相談が可能で、一人ひとりの状況に合わせたサポートを提供しています。必要に応じて、適切な支援機関やサービスへの紹介も行っています。若者が安心して相談できる環境を整え、彼らの未来をサポートすることを目的としています。

相談場所例:ライトハウスちば

団体名 ライトハウスちば
電話番号 043-420-8066
相談時間 10:00~17:00
所在地 千葉県千葉市中央区都町2-1-12 千葉県都町合同庁舎内4階

メンタル・フレンド

メンタルフレンドとは、家に閉じこもりがちな子供たちの心の支えとなり、一緒に遊んだり話をする大人のことです。各自治体で行われている制度で、親でも先生でもカウンセラーでもない存在として、子どもに寄り添う存在として注目されています。児童相談所での話し相手や学習指導、料理、ゲームなどで、児童相談所職員の指導を受けながら行います。

通信制高校も不登校の相談を受け付けていることがあります。気になる方は、通信制高校のHPなどからチェックしてみてください。

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好きなことを
学びたい

興学社高等学院
興学社高等学院HP
引用元:興学社高等学院(https://highschool.kohgakusha.com/)
特徴
  • 基礎教育から心理学・鉄道研究・プログラミングなど、165種類もの授業から選べる
  •                    
  • 人間関係における苦手を克服して「新しい自分」を見つけるソーシャルスキルトレーニング

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鹿島学園高等学校
鹿島学園高等学校HP
引用元:鹿島学園高等学校(https://www.kg-school.net/gakuen/campus/chiba_ekimae/)
特徴
  • 週2〜5日制、週1日制、ネット指導制、家庭教師制などさまざまな学習スタイル
  • 全国各地の学習支援施設から選べる

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トライ式高等学院 千葉
トライ式高等学院 千葉HP
引用元:トライ式高等学院(千葉校)(https://www.try-gakuin.com/support_kyoten/chiba/)
特徴
  • 通学が難しい場合には講師やカウンセラーが訪問サポート
  • マンツーマン指導ノウハウを生かしたカリキュラム設定

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※2023年4月時点で、千葉の34校を対象に、卒業率が公式HPに記載されているスクール上位5校をピックアップし、以下の基準で選定。
興学社高等学院 カリキュラム数が最多。SST(ソーシャルスキルトレーニング)で生徒をサポート
鹿島学園高等学校 学習スタイル最多、全国にキャンパスを展開しており、スクール数が最多
トライ式高等学院 千葉 受験対策専門のプロ講師がマンツーマンで指導